離乳食の常識、10倍粥は絶対ではない〜6ヶ月健診inベルギー〜

お子様ヨメ、ことミヤソンです。

これは、次男Kanaの6ヶ月健診でのこと。
ベルギーでは、0歳児の定期健診は、1週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4-5ヶ月、6-8ヶ月、9-11ヶ月のタイミングで健診があります。
生後1週間の健診は、定期健診というよりも産後のチェックアップという感じかもしれません。日本では産後1週間近く入院しますが、ベルギーでは、経産婦であれば2泊だけしかないので😱短っ!

なにはともあれ、Kanaは、今回、身長、体重、頭囲、発達状況いずれも問題無しでした。一安心。

そして、今回は離乳食についてもアドバイスをもらいました。
長男Soのときに集めた離乳食本を引っ張り出し、「10倍がゆどうやって作るんだっけ?」とか思い出しながら進めていました。
とはいえ、経験済みなのですが、それでも驚いたことがいくつか!

・オリーブオイルやサンフラワーオイルなど、オイルをあげること!脳の発達に良いらしいです!

・量は、1食150-200gあげてOK!保育園で、離乳食開始3日目にして150gも食べて帰ってきて焦ったのですが、この健診時に看護師さんに聞いたら「Perfect!」とのことでした💦いいんだ😅

・パンの進め方は、パン粥も柔らかい食パンも通り越して、ブラウンブレッドの耳からあげてみて、とのこと!ハード系のパンしか見かけないのに、歯が生えてない赤ちゃんでも食べられるような柔らかい耳のブラウンブレッドなんて売ってるのでしょうか😂

もらってきたパンフレットを帰って見てみたら、他にも日本と違うことがいろいろ。

・離乳食の開始は、早ければ4ヶ月
確かに、スーパーで売ってる離乳食は、1番小さい子向けは“4ヶ月から“という表示です。日本だと“5ヶ月から”。

・食材の開始時期が違う
例えば、鶏肉は日本だと7,8ヶ月からですが、ベルギーでは6ヶ月から

・食材自体が違う
載っている果物も野菜も、当然ベルギー仕様なので、日本では珍しいものもたくさん!
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ちなみに、ベルギーの主食はじゃがいもなので、お米については週1程度とありました。10倍粥、7倍粥みたいなさまざまの炊き方は想定されていないと思われます。

・単品ではなく混ぜてあげる
これは、作り方の写真を見て読み取れることですが、じゃがいも、野菜、タンパク質をすべて混ぜて作っているようでした。日本では、初めは味を教えるために単品であげましょうと習いました。

最後に、単純に驚いたことですが、タンパク質の食材欄にお豆腐がしっかり載っていました!レストランなどでもベジタリアン向けにお豆腐を使ったメニューを置いているところが多いですが、離乳食のラインナップにまで載っているとは、お豆腐の浸透度に改めて驚きです!
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もらったパンフレットは、説明も少なめでもっと知りたかったのですが、今は離乳食教室もコロナのためやっていないとのこと。残念💦


今回、日本で学んだ離乳食の進め方とは違うことも多くて驚きました!
マニュアル通り進めねばと思っていましたが、もっとゆる〜く肩の力を抜いても良さそうです😌もちろん、はちみつや黒糖はダメとか、卵などアレルギーの出やすい食べ物は慎重に、などリスクのある点は気をつけなければなりませんが!

そして、当たり前と思っていたことが、実はそうじゃない。常識と思っていたことについて、実は根拠も知らずに信じている。当たり前、常識、と思っていることの外側の考え方も存在していることに、気付かされてちょっと目からウロコでした🤯

そんな、常識を覆される体験ができるのは、海外生活の良いところかもしれません☺️
コロナのせいで全く楽しめてはいませんが!