海外での出産体験(無痛分娩、促進剤利用)一部始終

お子様ヨメこと、ミヤソンです。

先日、無事2人目が生まれましたー!長男SOに引き続き男子です。我が家もとうとう男性率75%という男臭い家族になりました。

実は今ベルギーに住んでいる我々。小姑ダンナのティーがこっちで仕事をしているので、日本へは帰らずベルギーでの出産になりました😲!英語どころかアルファベット自体アレルギーのわたしが💦

ヨーロッパでの出産!
せっかくなので、出産時の一部始終を書き残したいと思います👶

今回は、促進剤を使っての計画出産でした。
39週の妊婦健診で、最近胎動の回数が減っている気がすると話したことから、急遽翌日に促進剤をつかって出産することに💦

しかも翌日朝7:30に来るようにとのこと!早っ💦慌てて小姑ダンナのティーに連絡。その日は赤ちゃんの心拍を確認し、PCR検査を受けて帰りました。

家に帰るとすぐに、入院グッズを最終確認。急いでSOを預かってもらう段取りをしました。

急遽決まった出産に緊張しつつも、いつ来るかわからない陣痛に怯えるよりも気持ちは楽になった気がします。もちろん、病院に行く前に陣痛が来る可能性はありましたが!

翌朝、SOを預けると、ティーの運転する車で病院に向かいました。

今まで妊婦健診で何度も来ている病院ですが、妊婦健診はいつも平日だったのでティーと一緒に来たのは初めて。不思議な感じでした。

受付を済ませていざ分娩室のあるフロアへ。ベルを鳴らして入れてもらい、ロビーのような場所に案内されました。わたしはこの時点で不安と緊張MAX💦ここで分娩室へ案内されるまで待つのですが、かなり待ちました😅30分くらいは待ったと思います😅5時半に起きて来た意味?!

やっと助産師さんが来て分娩室に案内されました。広っ!!!病院のホームページで写真は見ていましたが(通常は院内ツアーがあるのですが今はコロナの影響で中止)実際は思っていた以上に広々でした😳まずは赤ちゃんの心拍を確認するとのことで、お腹に計測器を取り付け分娩台に横になります。30-40分くらいかかるとのこと。

心拍を測り始めるとすぐに、医療ドラマでよく見る緑の手術着(?)を着た5-6人の集団が部屋に入ってきました。今日のチームメンバー(先生と助産師さん)の紹介と大まかな流れを説明され、去っていきました。こわっ💦💦💦日本の産婦人科みたいにピンクの服で来てほしかった😅

しかーし、赤ちゃんの心拍を確認してくれるはずの助産師さんが全然戻ってこない💦
30分経過、、1時間経過、、1時間半経過、、
したところでさすがにナースコール😅

しばらくしてさっきとは違う助産師さんが来て計測器を外してくれました。心拍は問題なかったので先生が来て今日のプランを説明してくれるとのこと。今日は助産師見習いの学生さんも一緒に対応するようです。助産師さんが先生を呼びに行っている間に、汚れても良いパジャマ(SOを産んだときに病院でもらったパジャマ!)に着替えてトイレに行ってスタンバイ。

10分ぐらいで戻ってくると言っていましたが、、案の定戻ってきません💦30分くらい待ったかな?やっと先生が来て、まずは子宮口を刺激して様子を見ることに。1時間くらい様子を見て陣痛が始まらなければ促進剤に切り替えるとのこと。この時点で10:00くらい。

助産師さんが、飲み物いるか聞いてコーヒーを持ってきてくれました!ホテルのようなサービス✨

コーヒーを飲んだせいかトイレが近くなっていて再びトイレへ!

、、あれ?水が止まらない😱😱😱😱😱

ドバドバドバ、、、トイレが洪水に💦💦💦

慌てて本日2度目のナースコール😅他の部屋でも起きていたようで、急遽部屋を移動することに💦今までは低リスク妊婦用のお部屋だったのですが、満室のようでひとまず高リスク用のお部屋に。低リスク用のお部屋にあった大きいバスタブの代わりにモニターがたくさん置いてあります。「ベッドが柔らかいのはこっちの部屋のいいところよ」と助産師さん。陽気な人です笑

朝早かったのでお腹が空いてきました。助産師さんに、何か食べるものはあるか聞くと、ヨーグルト、パン、トーストがあるとのこと。トーストをお願いしました。

本当にホテルみたい笑。出てきたトーストは、想像していたものとは違って甘くないラスクのようでしたが十分!

11時になり陣痛が始まらないのでとうとう促進剤を点滴することに😖

左手の手の甲を差し出すと、助産師見習いの学生さんが点滴に挑戦!
、、、嫌な予感。
的中!痛いーーーーー😫😫😫
どうやら上手く刺さらずにグリグリされてた模様。そしてもう1度ブスリ!グリグリ。痛いーーーーー😫😫😫
結局、ベテラン助産師さんが反対の手(右手)の手首に刺してくれました。これも普通に痛いんですが、学生さんよりはだいぶマシ💦
「ベルギー人嫌いになったでしょ」と助産師さん。

と、心拍計が上手く動かない様子。結局、トイレの修理が終わった元のお部屋に戻ることに。点滴と一緒にガラガラ移動。
「普段はこんなことないのよ。ここはサービスがすごくいいところなのよ!」と助産師さん。

お部屋に着いてベッドに横になってしばらくすると、、これはもしや陣痛?!
ダウンロードしておいた“陣痛きたかも”アプリに登録。途中で促進剤の量を増やしつつ、わずか1時間くらいで、陣痛の間隔が8分から2-3分に。急激に痛みも増幅😖😫💦
助産師さんが子宮口が開いていることを確認し、麻酔を使うか聞かれました。
「はい、もちろん!」即答😅
すぐに麻酔科医の先生を呼びに行ってくれました。

SOの出産時は麻酔を使わなかったので初体験です!
出産時の麻酔は背中に打つようです。先生は、ティーにわたしの正面に立ち手を握って離さないようにと指示。動くとなかなか効かなくなるから動かないようにとのとこ。めちゃくちゃ怖いんですけどー😫😫😫💦

ブスッ!おおー😖💦
そして、インフルの予防接種に似た、薬が入ってくる感覚。おおー😖💦
そして電流⚡おおー?!😖💦

完了。15分で効くとのこと。
だんだん陣痛の痛みが和らいできました。そして、あれ、全然痛くない!?

さらに、緑のランプが光っている状態であれば、自分でボタンを押して麻酔を追加可能!なんて素晴らしい仕組み!

麻酔を打ったのが13時ぐらい。痛みが落ち着き、助産師さんにランチをお願いしました。14時頃に遅めのランチ。病院のランチは妊婦の分しか出ないのですが、出産時に吐く可能性があるので食べ過ぎないようにとのこと。ティーと分けて食べることを勧められました。実際食べてみるとたくさんは食べれず、ティーと半分こがちょうど良いくらいでした。

食べ終わると、あれ、痛い?!痛い!いてててて!慌てて麻酔追加ボタンをポチ。痛い!痛い!さらに追加ポチ。あれ?追加されない?!痛いー!痛いー!追加ポチ。追加されない😱😱😱

そう、1度にたくさん麻酔を入れないようリミッターがかかっていたのです。当たり前ですね💦

痛みに我慢できなくなってから追加ボタンを押したのですが、それが間違い😱痛みは急激に悪化し、1度の麻酔追加では効き目をなさず、次の追加が可能になるタイミング、緑のランプが待てないほどでした💦痛みで悲鳴をあげながら、SOのときの悪夢を思い出していました。麻酔を使っても結局こうなのか。。。

そこからは、緑のランプが光った瞬間にボタンを押すゲーム。ティーと緑のランプを凝視していました💦何度目かのポチの後、ようやく痛みが落ち着きすごく安心しました💦

15時、助産師さんの日勤/夜勤の交代。今まで対応してくれた明るい助産師さんが挨拶に来てくれました。

その本当にすぐ後だったと思います。夜勤担当の助産師さんと先生が来て子宮口をチェック。なんともう子宮口が10センチ!産まれるとのこと!
麻酔の力はなんてすごい😭無痛分娩サイコー😭SOのときは、この頃痛みで半狂乱になって叫びまくってましました😅

先生と助産師さんがスタンバイ。「Push! Push!」と助産師さん。Push? 混乱するわたしに、「いきむことみたいだよ」とティー。そうか。そのくらい事前に単語を調べてくれば良かった😅
なにはともあれ、子宮の収縮、陣痛のタイミングに合わせ、助産師さんの「Push! Push!」と共に、

んー!!!!!

「頭見えてきたよ!」

「Push! Push!」
んー!!!!!

「もう少し!もう少し!」

「Push! Push!」
んー!!!!!


何回かの
んー!!!!!
の後、

フンギャーフンギャー👶

!!!!!

すぐにわたしのお腹の上に乗っけてくれました。
まだ紫がかった肌の赤ちゃん。すごく小さくて、触れた瞬間、自分でもびっくりするくらい即座に、
可愛い!
と思っていました。

ちなみに、SOのときは、とにかく疲れていて、お腹に乗っけてもらったときの記憶もあまり無いくらいぐったりしていました😅

今回は、経産婦かつ促進剤を使ったこともあり、1
1:30頃に陣痛が始まってから、生まれるまでは約4時間半という短さでした!

ようこそ!New Baby!これからよろしくね🥰