男の育休

こんにちは。小姑ダンナのティーです。

 

今回は男性の育休取得について。
長男のSOが生まれた時は、僕は育休をとりました。
その話をもとに、育休オススメです、という話を書きます。

まずは僕の取得した育休の内容を。

 

僕の勤める会社では "育休" には2種類あります。育児休暇と育児休職です。
育児休暇は子供が生まれて付与される休日を連続取得しても良いという制度。
育児休職は年単位でお休み。その間の給料は出ない。


僕がとったのは育児休暇の方。
有給休暇とあわせて約1ヵ月休みました。
職場復帰の週は、一日置きの出社。月水金のみで定時帰宅。
一日置きの出社でミヤソンが大丈夫そうだったので、
翌週からは通常通りの週5出社にしましたが、しばらくは定時帰宅していました。

 

出産はほぼ予定通りだったので、
計画通り不在期間の仕事を他の人にお願いできました。
状況確認などのため週に一日だけ、自宅からビデオ会議をしていました。
仕事上どうしても、という部分だけはその会議で押さえておいて、他は職場の同僚を頼りました。
結構不安でしたが、休んでみると意外と大丈夫でした。
 

ここから育休オススメの理由を書きます。

 

まずは、産後の嫁さんのケア。
助産師さんによると「出産は全治一か月の大怪我」だそう。
出産にも立ち会いましたが、本当に壮絶でした。
陣痛の痛みでミヤソンはブチギレながら泣き叫びまくり。
ミヤソンが無事に帰ってくるか、かなり不安でした。
無事に帰ってきてくれましたが、本当に大怪我状態。
赤ちゃんのお世話なんて出来る感じではありませんでした。
産後は歩けません。ずっとベッドです。寝ててください状態。
なので、赤ちゃんのお世話 + 嫁さんの看病が必要でした。

 

父親としてのレベルアップも出来ます。精神面・スキル面の両方で。
精神面がまず大きい。
長男SOが生まれて初めて会った瞬間。
ドラマみたいな感動シーンになるかと思いきや、そうでもなく。
「お。生まれた。少なくとも20年以上の付き合いにはなるのかな。」程度の気持ち。
この時点では全然父親の精神が出来上がっていませんでした。
育休の間にこの父親の精神が育ってきます。父性が芽生えるというか。
赤ちゃんが可愛くなってきます。頑張って守らなければ、という気持ちも出てきます。

 

スキルのレベルアップも大事。
新米夫婦は手探りです。二人で一緒に手探りすることが大事。
ここを一緒にやらないと、嫁さんだけがレベルアップしてしまい、たまにオムツ替えしてみたら怒られたりします多分。
一緒にレベルアップすると教え合う関係になれます。
こうしたら赤ちゃん喜んだよ、とか、泣かなかったよ、とか。
夫婦二人で育児をし、教え合い助け合う関係になれれば、
職場復帰後も自然に一緒に育児するようになります。 


この面では、里帰り出産より、夫婦2人で手探りする方が良いと思います。
里帰りした場合は、嫁さんがお祖母ちゃんに鍛えられ、かなりレベルアップして帰ってきそうなので、格差がかなり開くと思います。

 

赤ちゃんのお世話の大変さを身をもって知れるのも大きいです。
夜泣きもあるので体力的にもそうですが、精神的にも。
その大変さを知っていること自体が大切。
例えば仕事から帰った時に、ご飯がなかったり部屋が散らかっていたり、家事が全然できていなくても、仕方ないと思えます。
上で書いたように、職場復帰後も自然に一緒に育児するようになるので、その時々の大変さを夫婦で共有できます。

 

ミヤソンと二人で仲良くSOの育児を出来ているのは、
生まれた時に育休とったのも一因だと思っています。
赤ちゃんが家にやってきて、生活が夫婦二人の時とは大きく変化しました。
今思い返せば、育休はその変化に二人で慣れて、新しい生活スタイル作る期間でもありました。

会社の都合も色々なので誰しもが育休を取れるわけでないのですが。
男性でも当然のように育休をとれる社会になると良いなと思います。