目指せ!家族で除け者にされない父親

こんにちは。小姑ダンナのティーです。

 

僕は子どもの頃、父親が苦手でした。
父親は平日は遅くまで仕事、土日も仕事で、滅多に休日はなかったので、一般的な家庭よりは顔を合わせる時間は短かったと思います。
さらにその短い時間を積極的に避けてもいました。

父が仕事から帰ってきたら、ダッシュで自室に引きこもる。
父の休日には出かけて、家にいないようにする。
そんな有様。

兄弟4人と両親の6人家族でしたが、みんな父をちょっと避けているというか。
父は怖かったので、みんな父の話は聞いていましたが、積極的に父に話さない。
兄弟4人+母チーム vs 父 みたいな構造でした。

 

僕はミヤソンと築く家庭を、こんな家庭にはしたくない。
家庭内で "ぼっち" になりたくない。寂しいから。

 

「産後クライシス」
この言葉を知ったのは、お子様ヨメのミヤソンが長男SOを妊娠していた時。
新しいパパの教科書」という本に書いてありました。

 

出産後に家庭の状況が悪化し、離婚の危機を迎えることを産後クライシスと言うそうです。
その産後クライシスが増えているらしい。
「出産後、離婚したいと思ったことはある?」という問いに、都市部の女性の52%が「ある」と答えているというデータも載っています。衝撃的。

 

出産後の女性の愛情は子どもに向かうことになっているようです。
そして子ども以外 (彼氏・夫、仕事、趣味など) への愛情は薄れる。きっと本能的なものなのでしょう。
その薄れた彼氏・夫への愛情は、時間経過とともに徐々に回復する、、、と思いきや、回復しないパターンもあるらしい。
乳幼児期までの育児に彼氏・夫がしっかりと関わることで、回復するパターンに乗れるそうです。

 

これはもう。
積極的な育児参加は必須でしょう。
将来の離婚・"家庭内ぼっち" リスク回避のためには。

 

出産後の母体は全治一か月の大怪我状態、と言われていたこともあり、
長男SOが生まれた時には僕は一か月育休を取りました。

 

ミヤソンは出産後、本当に大怪我状態でした。歩けもしなかった。
退院後もほぼ一日中ベッドにいました。
その間の家事・育児は (授乳以外) ほぼ全て僕がやりました。
と言っても、家事の大部分は元々僕の仕事でしたので、通常業務+育児でしたが。
(このブログのタイトル通り、ミヤソンは"お子様ヨメ"なので。)

 

 

先日、僕が避けたい状況に陥った人の話を聞きました。
弟の友達の話です。
家庭円満だと思っていたのに、唐突に離婚を切り出されたそうです。
話を聞くと、子どもが生まれて半年、オムツを替えたことも、夜泣き対応をしたこともないらしい。
それで家庭円満だと思っていたのもなかなか能天気です。

 

どこまでやると合格なのか?
きっと家庭によってそれぞれなのでしょうが、オムツ替えたことある、お風呂入れたことある、休みの日は子どもと遊んでいる、というレベルでは不十分な場合が多いだろうな、と思います。もちろんパパの仕事の都合にも依りますが。

子どもと遊ぶのは楽しい。でも、楽しいところだけやっててもダメでしょう。
ママはもちろんですが、パパも、育児は自分の仕事、という認識をもって臨むのが良いのかなと思っています。

 

寝かしつけは辛い。眠いのに眠らせてもらえない。
パパは日中仕事があるので、ママの仕事になる場合が多いかもしれませんが、ママだってつらい。仕事してないんだから日中寝てられるでしょ、と言えば、確かに少しは寝られるのですが、長時間続けては眠れません。出産の全治一か月の大怪我状態からの回復もままならない状況から、そんな生活がスタートしては体も心も、もたないでしょう。

 

おむつ替え。オシッコの時はまだ楽なんですが、ウンチの時は面倒です。ニオイも強いですし、子どもの足にウンチが付かないようにするテクニックも必要だったり。手間取ると、オムツしていない状態でオシッコされて、余計仕事が増えたり。お尻を強く拭きすぎるとお尻が荒れちゃったり。

 

 

そんな育児の悩みを夫婦二人で話ながら育児できれば良いのかなぁ。
そんなやり方で、 "家庭内ぼっち" のリスクは遠くのか、どうなのか。
ミヤソンに聞いてみると、長男SOが生まれて2年間、離婚したいと思ったことはないそうです。今のところは順調なのかな。

 

ちなみに、「嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本」という本もお勧めです。
僕はミヤソンの妊娠が発覚した直後に買いました。非常に勉強になりました。

 

 

miyatea.hatenablog.com

miyatea.hatenablog.com

 

今週のお題「読書感想文」