コロナ禍の帰国を子連れで乗り切る体験記

お子様ヨメ、ことミヤソンです。

引き続きコロナ禍の帰国について。

今回は、子連れならではの体験談です。我が家は、3歳のSoと1歳のKana。暴君のような男の子2人を抱えて帰国しました。10時間以上のフライトに加え、厳しい入国規制。過酷な旅になるであろうことに怯え、かなりの覚悟を持って挑みました😅しかし、想像していたよりは、難なく過ごすことができたと思います。
ご参考まで。

👶入国規制の免除
日本に入国するにあたり、今は、コロナ禍のため、PCR検査や隔離など入国規制があります。9月末から、ワクチン接種者は、隔離期間(待機期間)が短くなるなど入国規制が一部免除されることになりましたが、ワクチン接種年齢に満たない未接種のお子様は、免除されません。ホテルでの強制隔離が必要な場合は、親が接種済みでも、子どもだけホテルに預けることはできないので、家族みんなで隔離されることになります。実際、我が家は、親は接種済みでしたが、家族4人でホテルで隔離されました。ヨーロッパの国々では、親が接種済みの場合は PCR検査も隔離も不要だったので、日本はとても厳しいです。


👶出国前
入国規制により、日本に入国するには、出国前にPCR検査を受けて陰性証明をもらう必要があります。赤ちゃんでも子どもでもみんな必要です。ベルギーから帰国する我々にとって便利なのは、ブリュッセル空港で検査を受けること。空港の検査は、結果を速く出してもらえ、かつ日本の指定の書式の紙ベースで結果を出してもらえるようでした。が、空港での検査は2歳以上とのこと😱赤ちゃんは、どこでも検査を受けられるわけではなかったのです💦赤ちゃん用の検査キットがある病院を探す必要がありました!幸い、近くの大きい病院で受けられることがわかったので、無事、検査完了。わけがわかっている3歳Soは、鼻からの検査を怯え暴れてなかなか骨が折れましたが、それでも、無事、検査完了。家族4人、結果も陰性。子どもの分も陰性証明をもらうことができました。これで、無事、日本へ出発!


👶入国時のPCR検査
出国時に検査を受けますが、入国時にも空港で再度検査を受けます。大人は唾液から検査しますが、唾液を採取できないお子様は、鼻から採取して検査します。我々の場合は、出国前の検査も鼻からでした。大人は、検査ブースで、レモンと梅干しの写真を見ながら頑張って唾液をためます😂我が家の1歳児と3歳児は、唾液採取は不可能だったため鼻から検査。暴れる子どもをがっちりガード。当然ギャン泣きになります💦お子様連れの場合は、この検査工程により、大人だけの場合よりも、入国に時間がかかることになります。


👶空港での滞在時間
空港に着いてからは、PCR検査に加え、入国後の位置情報を報告するためのアプリを設定したりと、諸々の手続きがあります。結果、飛行機が到着してから隔離先のホテルへ移動するバスが出発するまで約3時間。我々は、通常よりも時間がかかってしまったのですが💦それでも入国手続きや検査結果待ちのため、子どもには十分飽きるほど時間があります。お腹も空きます。我が家の3歳児Soは、手続き中に飽きてうろちょろ。係の方に遊んでもらったりしていました😅子どもが遊べるおもちゃやお絵描きグッズ、お腹が空いたときに簡単に食べられるパンやお菓子があると便利です。


👶ホテルでの強制隔離
入国手続きが済むと、強制隔離先のホテルへ移動します。我が家は、幸い広めのファミリールームに案内してもらえました。ファミリールームが空いていない場合は、人数によっては2部屋に分かれることもあるようです💦とはいえ、コロナ禍で帰国するファミリー層は多くないのではと思います。おかげで、狭い部屋で子どもたちが泣き喚く図を想像していた我々ですが、思いのほか難なく、荒れることもなく無事終えることができました😌

子連れにありがたいこと(成田空港東横インの場合)は👇
・ファミリールームがある。ただし空いてないと使えない
・離乳食を出してもらえた。月齢によるかもしれませんが、我が家は和光堂のものをいただきました。
・コンビニの買い物もお願いできる。パンやバナナなどを買ってきてもらえるのでありがたいです
・お弁当では毎食緑茶に加えてジュースがついてきます。

持って行くと便利なものは👇
・動画の見れるタブレット。部屋から出られないので動画に頼らざるを得ません。小姑ダンナのティールーターまで持ってきていました😅
・おもちゃや絵本。我が家はパズルやら電車やら絵本やら持てるだけ持ってきました。お絵描きの道具もあると良いかもしれません。

意外と不要だったものは👇
・お菓子。これまた大量に持って行ったのですが、飛行機では寝てしまい、空港では持って行ったパンを食べ、ホテルではコンビニで買ってもらったパンやバナナなどを食べられたので、ほとんど消費せずに済みました。
・インスタントコーヒー、紅茶、カップ麺。先人からは、ホテルの部屋でお湯は沸かせるから、持って行くと良いものとして聞いていました。が、暴れまくる2人子連れの我が家は、熱湯を使うようなものはリスクが高い上、そんな余裕もありませんでした😂


👶自宅待機14日間
ホテルでの強制隔離の後は、自宅待機です。強制隔離期間含めて、トータル14日間の待機となります。帰国と同時に引越の我々は、身動きとれず引越手続きができない待機期間中は、アパートタイプの宿泊先へ。期間が長く、かつ子連れのため、キッチンがあると便利です。お仕事されている方は、仕事用の机も必要です。帰国者向けの待機先として宿泊施設を貸し出しているところがあるので、ネットで調べて予約しました。この間も、持ってきた動画とおもちゃが大活躍します。また、この待機期間中は、毎日、アプリで、位置情報、健康状態の報告と、テレビ電話での所在確認がされます。子どもの場合は、大人が子どもの分も報告します。テレビ電話は、大人の場合は、機械で自動で行われていましたが、子どもの場合は、人が直接対応しているようでした。相手の方の顔は見えませんでしたが💦子どもの顔を見せる必要があります。子どもが寝ている場合は、起こしてしまうので、後にしてもらうこともできました。

そんなこんなで、14日間が終了。半月かかってようやく普通の生活にもどることができました!


大人だけでもコロナ禍の帰国は、手間取ると思いますが、子連れの場合はなおさら。戦々恐々としていた我が家ですが、なんとか乗り越えることができました😅ものすごーく、疲れました😅そしてこれから船便の荷物が続々届きます💦家の中が落ち着くのは2月ころになりそうです😂