環境意識の高い国?ベルギーのプラスチック事情

こんにちは。小姑ダンナのティーです。

 

我々は今ベルギーに住んでいますが、日本では7月からレジ袋が有料化したというニュースを見ました。
昔住んでいた広島市と、現在住んでいるベルギーのことを書いてみたいと思います。

 

僕が昔住んでいた広島市では、10年以上前にレジ袋は有料化しています。
上京したらレジ袋が無料で、皆が当然のようにレジ袋をもらっていて驚いた記憶があります。
僕の記憶では、広島市ではレジ袋有料化までの移行期間のような期間がありました。レジ袋を断ると5円相当のスタンプを押してもらえて、20個ためると100円割引券として使えました。
移行期間は数か月で終わり、そこからはレジ袋が5円になったと思います。
僕は学生でお金がなかったので、当然レジ袋は買わず。エコバッグすら買わず。
ボロボロの古いレジ袋を何度も使い回していました。

スーパーによっては、売り場で使用するのとは色の違うお買い物カゴをそのまま持って帰って良いスタイルもあった気がします。おそらくカゴ代は預けてあるのでしょう。

 

ここ、ベルギーでもレジ袋は有料です。
普通のポリ袋よりしっかりした作りの袋で、何度も使用する前提だと思われます。
買ったことないので値段は知りません。
周りのお客さんを見ていると、自分の買い物用の手提げ袋を使っている人が多いように思います。
僕も家に転がってた綿のトートバッグを使っています。

 

お買い物の仕方も少し違います。
日本でもセルフレジはありますが、こちらは売り場でセルフスキャンも多いです。
レジでバーコードをピッとやるスキャナ、あれのハンディタイプがお店の入り口に置いてあります。
入店時にそのスキャナを取ります。
そして売り場で買う商品をピッとやったらすぐ自分のバッグに入れます。売り場で。
最後にお店を出るときに、そのスキャナを返して精算機でお金を払ったら完了です。

何故ここで買い物方法を説明したかと言うと、これがレジ袋を買わない理由の一つになっているかもしれないと思ったからです。
レジ袋がないと、売り場でピッとやった後に自分のバッグに入れられず、いったんカゴに入れることになります。そして精算後に買ったレジ袋に入れ直すことになります。
この手間を嫌ってマイバッグを使っている人もいるかもしれません。

 

さらに、ベルギーは環境意識が高いのか、発泡スチロールの食品トレーも少ないです。というか見たことない気がします。
魚は厚紙のトレーに薄いビニールが貼られたようなものに入っています。それも厚紙とビニールが分離できる作りになっています。
肉は撥水性の紙のようなものに包まれた上で、分解されるプラスチックの袋に入ります。
サラダも紙のボウルに入っているものもあります。全てではないですが。

 

東京もこういう感じになるのかなぁ。