祝3歳!親にはプレッシャー?!まさかの主役がもてなすベルギーのお誕生日

お子様ヨメ、ことミヤソンです。

次男Kanaの1歳のお誕生日に引き続き、長男Soも無事3歳を迎えることができましたー!

お家では、パンケーキを焼いてフルーツをありったけ盛り付けるという、なるべくヘルシーなケーキでお祝いしました。なんせ、ここベルギーでは、2歳でチョコレートデビューして、保育園や幼稚園で、チョコやクッキーをバンバン食べて帰ってくるので、せめて家ではお砂糖を控えようと😂
そんな気を使って準備したケーキも、彼はあまり食べてくれず、最近ハマっているドライマンゴーに飛びついて終わったんですが💦結局ほぼわたしが食べました。自作自演。

そんなあっさりしたお家でのお誕生日会でしたが、Soが通っている幼稚園(プレスクール)でもお祝いしてくれるとのこと!前日に、先生から「お祝いするからケーキを持ってきて」と言われました。

んん?!

そうなんです。日本では馴染みが無いですが、ここベルギーでは、お誕生日は主役がもてなすんです!ワッフルでもケーキでもいいよ、手作りする必要はないよ、とのことで、日本人の先輩ママ友に聞いて、スーパーでアップルケーキを買って持たせました。

話を聞くと、どうやら小学生までは学校でお誕生日会があるようで、お誕生日に毎年何かしら持たせているとのこと。ママ友に「子どもが中学に入って、やっと開放されたと思った!」と言わしめるくらい、ママたちにとってはなかなかの負担のよう😅ケーキやお菓子をクラスの子どもたち+先生の分まで用意するだけでなく、小さなおもちゃや文房具を配ったりもするらしい。まとめ買いしたおもちゃや文房具を夜なべして個包装したり💦「もう内職!」とのこと💦もちろん、お誕生日に持ってくるものはお家によってそれぞれで、みかんを配って終わりにしたりする場合もあるようです。が、問題は、お誕生日に持ってくるもので比べられて、しょぼいものだといじめられちゃうこともあるらしい!ママ友も「ベルギーでもこんなことあるんだね」って言ってましたが、本当に。移民がおおいせいか、日本人に比べると寛容で多様性を認めるように見えるベルギーでこんなことがあるとは!そんなわけで、どうしても比較されてしまうし、お家によってはおもちゃまで買うのが難しかったりもするので、学校によっては、おもちゃを配るのは禁止になっているところもあるようです。とはいえ、いじめ問題だけでなく、子どもながらに見栄もあるらしく、やはり良いものを喜ばれるものを持って行きたいというのが子ども心のようです。幸いSoはまだ3歳!まだわけもわかっていないし、幼稚園でのお誕生日会もこれが初めてなので、わたしはまだプレッシャー無く楽しむくらいの余裕がありました💦

せっかく買って持たせたアップルケーキですが、後で聞いたらSoは食べなかったとのこと😨美味しそうだったのに。人一倍敏感な彼は、食べ慣れないものは苦手です😅
先生からは、お誕生日会の写真は後で共有するとのことだったので、楽しみに待っています。先生が作ってくれたパトカーの冠は嫌がってすぐに外しちゃったらしいですが😂(最近、パトカーのおもちゃを気に入って幼稚園に持って行っているので、お誕生日の主役用の冠をパトカーのモチーフにしてくれたようです)

ちなみに、子どものお誕生日会だけでなく、大人の送別会も主役がおもてなしするようです。日本に戻る小姑ダンナのティーは、自分が主役の送別会を自らセッティングし、お店も予約し、お金も払うことになるらしい。もともと目立つことが好きじゃないのに、自らセッティングしなきゃいけないのが苦痛のようです😂日本人から見ると不思議な文化です。